ポップガード ポップガード（ポップスクリーン）ボーカルのレコーディングの時につかう意味と種類

ポップガード、またはポップスクリーンと呼ばれるものは、ボーカルのレコーディング時に使われる装置です。レコーディングマイクの前に取り付けられた網の張ったデバイスであり、これを使用することで、マイクが破裂音や息音のノイズなどを拾うのを防ぐことができます。

以前ボーカルレコーディングの時のこと。自分のコーラスを録りが終わって、ボーカルのの番になるとエンジニアの方がコンデンサーマイクとポップガードを別の種類のものに取り替えました。マイクを替えるのは経験上知っていたけど、ポップガードまでも替えるのは？？と思い聞いてみると、「以外に音が変わる！」というのです。

当時、宅録でもポップガードは使っていたものの、特に興味がなかったのでメーカーやタイプもよく考えないで使用していました。
その頃はナイロン系の素材のタイプを使っていたのですが、Seide社製の金属のタイプに替えてみたところ、音（音の抜け）が良くなりました。マイクに入る前に声が通る所なので、意外に重要なんだなと再認識しました。

ポップガードは破裂音やノイズを軽減するだけでなく、マイクに近づき過ぎないという利点もありますね。また、金属製のタイプは唾（ツバ）がいっぱい飛んでも簡単に拭いたり洗ったりできるので、衛生面にもイイですよね(笑)

ポップガードはレコーディングにおいて重要な役割を果たしています。素材の選択は音質にも大きな影響を与えるので、最適なポップガードを選ぶことが重要ですね。