CDの価値

この間ジョージ・ベンソンをYouTubeで聴いていて、そういえばこのCD持ってたなと思い出したので久しぶりにCDで聞いてみようと棚の奥から引っ張り出してiMacに外付けDVDドライブをつなげて改めて聴き直したらCDってこんなに音良かったっけ?とびっくりした。
YouTubeでも音的に満足してたので聴感上こんなに差が出るとは思はなかった。
サンプリング周波数もCD(44.1kHz)とmp3(48kHz)は違うし、WAV(非圧縮)とmp3(圧縮)だとデータサイズも10分の1くらい差があると思うけど、昔CDが発売され始めた頃のレコードとCDの違いくらい差を感じた。
(ちなみにレコードは人が聞こえない可聴領域の20kHz以上を出しているらしく、それを体は感じているので音が良いとかあたたかみのある音に聞こえるらしい。)
劣化の無いデジタルとはいえCDは高音域(20kHz以上)と低音域(20Hz以下)をカットするので、どうしても薄っぺらく感じてしまいカセットテープのテープコンプレッションの方が音が好きだったし、一時期はCDをDATに録音してまで聴いたりしていた。
そのCDが今こんなに音が良く聞こえるという事はいかに自分の耳がYouTubeとかネットの音に慣れてしまっているかが分かった。(ちょっと怖い、、、)
利便性だけを追い求めるのも問題があるな。
もしCDをまだ持っている人がいたら是非一度試して欲しい。
ネット環境やリスニング環境、スピーカーやD/Aコンバーターなど各家庭で違いは出るとしても音の厚み、奥行き、余韻などこんなにCDというメディアは良かったんだと再確認できると思う。
かなりの数のCDを手放してしまったので、重要なのはまた買い直して行こうと思う。
ちなみにCDはGEORGE BENSON / LOVE REMEMBERです。







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