デジタルアンプの可能性について

DTMで曲作りをやっているのでPC向けソフトウェアギターアンプとエフェクトはよく使っていますが最近はそのシステムをハードウェア化してモバイルできる凄いデジタルアンプが沢山発売されてます。
オールインワンで小型な物も多くギターとデジタルアンプだけを持っていけばどこでもお気に入りのサウンドを出す事が出来てスタジオやライブハウスのアンプに悩まされる事がなくなる時代がやって来ました。

デジタルならではのバリエーション

KEMPER,BIAS Head,FRACTAL AUDIO SYSTEMS,HEAD RUSHあとLINE6やMOOER,FenderやYAMAHA、Rolandなど他にもいろんなメーカーから沢山出てます。
各メーカーでコンセプトも違うので呼び方がデジタルアンプ/モデリングアンプ/プロファイリングアンプ/マルチエフェクトプロセッサーなどいろいろあります。
ストンプボックスのようなフットスイッチのタイプやソフトウェアアンプのようにPCで音を選んで呼び込み別売りフットスイッチで操作するタイプもあり、形もアンプヘッドタイプラックタイプ、iPadみたいなタッチパネルで操作するボードタイプや手のひらサイズの2ch使用など形も大きさも豊富なバリエーションです。

エフェクター内蔵なのでシンプル

ソフトウェアギターアンプのようにアンプ機能の他にエフェクターが内蔵されてるタイプもあって歪み系、モジュレーション系、空間系など高品質なサウンドシステムが構築できるようになっています。
一台あれば他に何も要らない作りになっているし、エフェクトループを備えてるのもあるので自分のお気に入りなペダルを組み込む事も出来ます。
そして最近のデジタル機材は多機能だけど操作性が簡単で扱いやすいし、オールインワンなのでいろんな緩衝がないのも利点。

価格を考えるとデジタルアンプの方が安い

アンプやエフェクターを個別で購入するととんでもない金額になってしまいますが結果的にはハイクオリティなデジタルアンプを一台買った方が安く済むかもしれない。
値段は何千円から数十万円とかなり開きがありますがハイクラスなら一台で複数のアンプサウンドが出せてメモリーもでき即戦力なエフェクターも備えてるので好みはありますが一台だけで何十万円もする真空管アンプを買ってその他エフェクター、ケーブル など諸々購入するのを考えるとデジタルアンプの方がお得かもしれないです。

まとめ

こだわりがどこに向いてるかで分かれるところですが、真空管の良さか利便性を求めるかの2択になってくると思います。
やはりスタジオなどでアンプ直結では済まないのである程度はエフェクターを使用することにはなる。
そうなると運搬を考えたら大掛かりなシステムにできないし、ペダルボードの大きさや全体の重さも考えてどのエフェクターを使うか選び、接続の順番や配置を決め、ケーブルも沢山必要になりケーブルの長さが足りないから少しずらしてなど色々考慮しながらボードを作っていくか、それともデジタルアンプ一個で完結するか。
他にもデジタルアンプのメリットは

  • ケーブルのトラブルや個々の故障など回避できる。
  • スタジオなどで大音量で鳴らさなくても家で音作りが出来る。
  • PCやスマホを使ってアプリで細かく設定してメモリーする事も可能。
  • 出力系も豊富でラインでもスピーカーに繋いでも使用できるので用途にあった使い方が出来る。

などとても便利です。
デメリットとしては、やはりアンプっぽい音という完全に満足のいくサウンドではないですが年々技術の進歩が凄い事になってるので侮れない存在になっています。
この先アナログとデジタルのハイブリッドも出てくるだろうしもう少しで理想のサウンドを手軽にモバイルできる時代がやってくるんでしょうね。

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