モニター環境を整えるためプロのレコーディングで教わったこと モニタースピーカー・スピーカー ケーブル編

モニタースピーカーやスピーカー ケーブルについて

みなさん自宅で作業する時に、いろいろな方法でモニターしていると思いますが、モニター環境を整える参考になればいいなと思い、僕の環境とその経緯、実際のレコーディングで教わったことなどを、ご紹介します。

自宅スタジオ・自宅録音の環境整備 パート1

プロの現場(レコーディング)で、人によっては電源ケーブル1本にまで、神経を使って作業をしています。僕が最初にこのようなことを知ったのは、アルバムのレコーディングで、森山さんとご一緒させていただいたのが、きっかけでした。

その時びっくりしたのは、ミックスダウンのスタジオの中に入ると、電源ケーブルが宙に浮いていたのです。ケーブルの下に紙コップを2個張り合わせたものを置いて、直接床に触れないようにしてありました。
それから、モニタースピーカーの下にインシュレーターが敷いてあり、上には鉛の重りが置いてありました。それまでのレコーディングでは、インシュレーターを敷いたり、ケーブルが浮いていたりすることはなかったので、こういうことは、エンジニアの方によって、やり方がいろいろあるようです。僕はそういうことに、すごく興味があったので、いろいろと質問すると「スピーカーは宙に浮いた状態が、一番本来の鳴りがするんだよ」など、丁寧に教えてくれました。

確かに電源ケーブルやスピーカーケーブルで、太くなったり、抜けが良くなったり、コシが出たりと、音は良くも悪くも変わります。プロの人たちは、経験と研究で、その時々のベストなものを考案し、いろいろな試みをしてくれています。当時はレコーディングの技術に詳しくなかったので、今となれば「もっといろんなこと聞いておけば良かった、惜しいことをしたな」と思います。

余談ですが、その時のレコーディングは、プロデューサーが笹路さん、レコーディング・エンジニアが森山さん、マスタリング・エンジニアがオノセイゼンさんと、なんとも豪華な面々でした。オノセイゲンさんのサイデラマスタリングスタジオには、自作のフェーダーがあったり、とても面白かったです。幸運にも、こういった超一流の方々とご一緒させていただいたおかげで、現在自宅で録音する時の環境を整える勉強ができました。

スピーカーのケーブルをいろいろ試してみる

まず、最初に購入したモニタースピーカーはTANNOY mercury m2で、ケーブルは、その時店員さんに「安くてマトモなケーブル」ということで薦められた、モンスターケーブルXPです。

その後、購入したB&W DM 601 S2 のスピーカーは、バイワイヤリングなので、1本(ウーファー)はモンスターケーブルのZシリーズ、もう1本(ツイーター)は店員さんから薦められたB&Wのケーブル※1を購入しました。その他は、HITACHI Melltone MTSX-225(森山さんからいいよと薦められた)、audio-technica ART LINEなども使っていました。まだまだ試してみたいものはありますが、今はモンスターケーブルに落ち着いています。スピーカーケーブルのことに関しては、オーディオ系の雑誌に、ホントに詳しく載っているので、参考にしています。ケーブルはメーターで切り売りしています。僕はヨドバシカメラで購入しました。

スピーカーケーブルを繋ぐ際のアクセサリーで、よくYラグや、バナナプラグがありますが、僕はこれらを使っていません。そういうものが1つ加わるとその分の抵抗が増すことになるので、できるだけ使わないようにしています。ただ、先端が汚れると、音にも影響してくるので、半年に1度くらい切り取って、新しい銅線の部分を使うようにしています。

(右からモンスターケーブルXP、モンスターケーブルZ1、HITACHI Melltone MTSX-225)

ケーブルの長さは最短にする

音の劣化の事を考えると、最短で繋ぐのが理想です。長過ぎるケーブルを束ねたり、床で他のケーブルと接触していたりするのも良くないそうです。ですが、これは1度切ってしまい「やっぱりサイズが合わなかった」となると、ケーブルを買い直さないといけないので、慎重になりますね。

※1 マランツに問い合わせたところ、B&W社のスピーカーケーブルは、全て完売となり、現在は販売をおこなっていないそうです。

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