レクティーク オーバードライブ/ディストーション 日本製エフェクターについて

Made in Japanの楽器たちシリーズ ギタリストが使っている機材の解説 オーバードライブ

マーシャル&ストラトで弾いた瞬間バリーンと音が鳴り響き、あれ?レスポールとかハムバッキング用の歪みか?と思いつつツマミをいじっているとTSっぽいオーバードライブな歪みにもなるしギター側のボリュームで歪みのコントロールが良い感じに効いて抜けも良いからブルージーなフレーズとも相性良い。

ミニツマミを調整すればズシズシと低音の魅力が出てラウドな激しいディストーションサウンドのリフにも対応出来る、コードの輪郭も出せるからバンドの中でも埋もれない、幅広いジャンルに適応、アルミ削りだしにマーブル模様も一台ずつ違うから世界でひとつしかない、そして日本製でハンドメイドで手頃な価格ときたら文句はないでしょう。


<商品紹介―Amazonより>

Leqtique 4作目となる今回の作品は、Shun Nokina Designのフラッグシップモデルでありベストセラーであった"Redemptionist"(aka RED)をLeqtique版として低価格に抑えながらも、よりサウンドのバリエーションを拡張することを目的とし設計されました。

2009年に最初のバージョンがShun Nokina Designより発売されて以来、弱点とも捉えられる利きの狭められたTrebleコントロールをRED特有のスムースなサウンドを残しながらどうにか拡張できないかと、RED V2,"RED V3"(いずれも未発売)と言ったプロトタイプを試作してきましたが、当時は適切な回路が思い浮かばず断念していました。

そして、その後の4年間の経験で培われた多くの新たな回路、パーツ双方のアイデアにより、今回のLeqtique版のRedemptionistは完成されました。
基本的なキャラクターとして、Overdrive/Distotionというべき中庸的かつ強力なバーサタイルさを持っています。

まずGainコントロールに関しては、0%の状態ではオリジナル品に対して遥かに拡張されたTrebleコントロールと合わせて、サウンドにソフトさ/煌びやかさを付加するようなクリーンブースター・プリアンプ的な用途として、またそれ以降の50%前後までの範囲では特にギターのボリュームに良く反応し、太いクリーンサウンドまで即座に戻せるようなPop/Rock/Fusionなど全般に使用できるようなピッキングによく食いつく粘りのある歪みサウンドを、そして50%~100%のGainレベルでは特にShredなどにぴったりなレガートで、サステインの長いリードサウンドを演出します。

次に、Trebleコントロールは前述にもあるとおりオリジナルREDよりも拡張されているため、0%~50%の範囲ではほぼ妥協なくオリジナルREDのサウンドをカバーし、50%~100%ではトップエンドのソフトさや全体のフィールを残し、破綻しないようにトレブルがより上げられるように設計してあります。

アンサンブル時の音抜けの調整などにも非常に効果的です。
この二つのコントロールを基本して補佐する形で存在するのがLow-Cutコントロールで、50%方向を基調とし他の機材との相性やお好みに合わせてローエンドの微調整が可能です。
また、範囲の拡張されたVolumeコントロール同様、オリジナルREDより利きが強くなっています。
最後に、再設計時の副産物としてオリジナルREDよりも数段階ローノイズ化されたのもポイントです。
前作Leqtique 9/9のような強烈なモダンハイゲインサウンドや、Leqtique MAESTOSOのあくまでもミドルにピークのあるTSサウンドをベースとしたようなサウンドは演出できませんが、一台持っているとあらゆるシチュエーションに対応可能なRedemptionistの妥協なき懐の深さを是非お楽しみください。
Shun Nokina

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