オーディオインターフェイス「M-AUDIO Delta 1010 」

今回はM-AUDIOのオーディオインターフェイスDelta 1010です。結構オーディオインターフェイスって、僕の中では、買い換えを後回しにしそうな、部類の機材だったんです。

だけど事務所で、エンジニアの遠藤君と話していた時、彼が「Delta 1010に変えたんです」と言うので「ちょっと音聞かせ」って感じで聞かせてもらったら、小さなスピーカーで少音量で聴いても、明らかに音の輪郭がハッキリしてました。すごくびっくりして、「オーディオインターフェイスを変えよう」とその時に思ったんです。

その後、楽器屋や電気屋を回って、色々音を聴きくらべてみたけど、やっぱりDelta 1010が個人的に好きな音だったので買いました。Delta 1010に変え、曲を流してみて、まずびっくりしたのが低域がすごく出たことです。なので前のMixのままだと太くなり過ぎて、音がひずむ。でも高域の、伸びぐあいや1音1音の輪郭は明らかに良くなっていて、思わず笑ってしまいました。ホント、今までの苦労はナニ??てくらいの違いです。

ソフトシンセを鳴らしたら、音がすごくしっかりしていて「こんなに良い音してたんだ」と再確認しました。僕は今まで48KHZでオーディオを録っていたんですが、Delta 1010を通して44.1KHZのオーディオファイルを鳴らしてみたら、以前の48KHZで録ったものより、音が良くリバーブ感が増している(これは、多分高域の伸びが良くなったせいで、残響音が聞こえやすくなって、そう感じたんだと思う)その上、音のクリアー感はとにかくいいので作業しやすくなりました。I/Oに関しては、僕は2in/8outで使っているので、何の問題もなく動いています。
(掲載:2003年)

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